菊地健雄
監督
1978年、栃木県足利市生まれ。40歳。明治大学政治経済学部卒。映画美学校第5期高等科在籍中に、瀬々敬久監督に誘われ助監督になる。12年の助監督時代、参加作品は『ヘヴンズ ストーリー』(10瀬々監督)、『かぞくのくに』(12ヤン・ヨンヒ監督)、『舟を編む』(13石井裕也監督)、『岸辺の旅』(15黒沢清監督)『64-ロクヨン-』(16瀬々監督)など多数。2015年、故郷を舞台にしたオリジナル脚本の『ディアーディアー』で長編映画監督デビュー。同作は第39回モントリオール世界映画祭に正式出品され、第16回ニッポン・コネクションではニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を受賞した。長編2作目の『ハローグッバイ』は第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品。 『望郷』では湊かなえ原作を映画化、2017年はジャンルの違った良作を連続公開し、第9回TAMA映画賞の最優秀新進監督賞を受賞した。その他の監督作品として、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(10瀬田なつき監督)のスピンオフ企画『episode.0 回遊と誘拐』、菊地凛子と川瀬陽太主演のWEB番組「マチビト〜神楽坂とお酒のハナシ〜」、Amazonプライムビデオ「東京アリス」など。作家性と商業性を兼ね備えた、いま最も注目の若手監督である。